腐る食べ物 腐らない食べ物

Facebookで最近賑わっているのが、某大手ハンバーガーメーカーのハンバーガーが何年置いても腐らないというシェア。

「実際に試してみたら、6ヶ月たってもカビも生えず、腐ることもなく、現状維持!」というようなシェアが写真付きで回ってます。

ネットニュースでも次々に出てます。例えば、この記事とか。

14年前に買ったハンバーガーが発見される―いまも当時と変わらぬ外見を維持

コワイですね~。どれだけ”腐らない”ようにするための添加物が入っているんでしょうね~。

でも、そう思いつつ、頭の片隅に ”ホントにそうなの?” と思って気になってました。

なぜなら、化学肥料を使っていない自然の野菜はどんなに長く置いておいても腐らないんです。

化学肥料や農薬などを使っている野菜、使っていなくても、土壌に残留している畑で作った野菜は、ドロドロに溶けるようにすぐ腐る。

一方、全く野菜の体内(っていうの?)に入っていないものは、腐らず、水分が抜けていくだけで、香ばしい芳香までしてくるんだそうです。

詳しくは、コチラの本で読むことができます
      ↓

へ~、、、そうなの? と思っていたら、「奇跡のりんご」で有名な木村秋則さんのりんごも、同じだそうで、何年たっても腐らない(もちろん、水分は飛んでくので乾燥はしてくみたいです)らしい。

ちなみに、「自然の野菜は腐らない」の著者の河名秀郎さんと、木村秋則さんは出会ってすぐ意気投合して繋がったそうです。

また、密かにブームになっている「アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1) 」でも、木村秋則さんの本でも同じ事を書いてたと思い出した箇所がありました。

木村秋則さんのりんご畑で虫が発生する時は、どうやら、その虫がりんごの木に吸収された化学物質や過剰な肥料を食べて分解するためらしい。

アナスタシアで出てくる、これと似たようなシーンは、著者が土の上に裸で寝転がったら、虫がたかってきて、あまりの恐怖にはねのけてしまったけれど、アナスタシアはこう言います。

 「私は最善のことをしてあげたかった。あなたの皮膚の毛穴はふさがっていた。まったく呼吸をしていなかった。小さい虫達はそれを掃除して穴を通してくれるはずだった。そんなに痛むことじゃないし、むしろ気持ちいい。」

う~ん、りんご畑に発生する虫達や雑草と同じように感じるのは私だけ?

そう思っていたら、今度またFacebookでシェアされて回ってきたのがこの情報。

6ヶ月腐らないハッピーセットの謎氷解。あのサイズのバーガーはどれも腐らない!

ネットニュースは、時間が経つと消されてしまうので、内容を要約しますね。

このようなサンプルを準備して同じ条件で保存。
—————————————————————–
サンプル1: プレーンなマクドナルドのハンバーガー。ラップかけずに皿に乗せて外に出して保存
サンプル2: プレーンなバーガー。マクドナルドのバーガーと同じ大きさのバーガーを自然素材だけで手作りし、市販の標準的パンを焼いて使う)
サンプル3: プレーンなバーガー(自家製の肉+マクドナルドのパン)
サンプル4: プレーンなバーガー(マクドナルドの肉+市販のパン)
サンプル5: プレーンなマクドナルドのバーガー。最初のパッケージにいれたまま保存
サンプル6: プレーンなマクドナルドのバーガー。塩抜き。外に出して保存
サンプル7: プレーンなマクドナルドのクウォーターポンダー。外に出して保存
サンプル8: 自家製バーガー(マクドナルドのクウォーターパウンダーと全く同じ大きさ)
サンプル9: プレーンなマクドナルドのサードパウンダー。外に出して保存
—————————————————————–
結果は、こう予測してしまいますよね。
  
  手作りバーガーはカビまみれ、マクドナルドの「保存料まみれ」と思われてるバーガーは半永久的に元のかたちのまんま

さて、結果は?

薄っぺらなパテのバーガーはどれも腐る気配ゼロ。クウォーターパウンダーぐらい厚くなって初めて(自家製もマクドナルド製も)腐り始めた。つまり食材が問題なんじゃなく、「サイズのせいだった!」という結論。

腐らないのは、サイズが小さく、表面積が比較的広いので、湿気がみるみる抜ける。湿気がないとカビもバクテリアも生まれない。もちろん肉は調理のとき高熱で火を通すので殺菌された状態にあり、これも腐らない一助になっている。

じゃあ、湿気を閉じ込めたらどうなるのか?と実験もして下さってます(ありがとう♪)。

→ 腐ってカビも生えてました。

マクドナルドは、6ヶ月置いても腐らない実験をネットに公開した人に、この見解を送ったそうです。

「バクテリアとカビは、ある一定のコンディション下で発生します。例えば、食べ物自身や取り囲む環境に、十分な湿度が無いとか。もし、十分に乾燥していたら、カビも生えませんしバクテリアも発生しません。実際、レストランやスーパーで買ったもの、自分で作ったものでも、十分な湿気がなければ乾燥し、実験と似たような事がおこる可能性があります。ただ、実験も湿度のない同じ環境で行われた場合です。

McDonaldの食べ物は安全で品質は業界でもトップとなっています。McDonaldの製品の材料は、厳しい目で安全、品質が確認されたものを使用し、よく管理された衛生的な環境を全てのチェーンで徹底しています。私たちはカビ、バクテリア、その他の微生物が発生しないよう注意しながら、一生懸命働いています。」

裏返せば、「私たちの提供しているバーガーも、通常の湿度のあるコンディションでは、カビが生えます。」ということです。

一昔前なら、「腐らず長期保存できる画期的な技術!宇宙食!」みたいな感じで、評判になったと思うんですよ。今は時代が変わって、とにかく安全なものを!という意識が高まりすぎて、神経質になりすぎて、下手すりゃ、悩みすぎてうつになる人も続出なんじゃあ、、、というノリです。

もちろん、添加物はコワイので、私だって避けています。食べたくありません。

でも、添加物のせいなのか、はたまた、技術があがって実現されたことなのか、判断できる目が私達にはまだまだ出来てません。

そもそも、”自然の野菜は腐らない” “化学物質が含まれている不自然なものは、微生物や虫などがこぞって分解しようとやってくるらしい” ということも知らなかった。私達が育ってきた社会には、もう化学肥料と農薬が使われているのが普通のものしかなかったので、あっという間に腐る野菜が普通と刷り込まれている。

「 自然の野菜は腐らない」の著者の河名秀郎さんは、こんな著書も出されてます。

「ほんとの野菜は緑が薄い」

どこで聞いたか忘れてしまったのですが(すみません)、度々色んなところで聞く、「よい卵の黄身は色が濃い」も、消費者の単なる思い込みということをどなたかがおっしゃってました。

黄身の色は、食べ物で変わってくるので、黄色の濃さはあんまり関係ない。でも、消費者がそう思い込んでいるから、養鶏農家はそうなるように飼育する。

私は以前に「ありがとう」と「ばかやろう」と書いた紙を貼って、同じ条件のご飯の腐り方がどのように違うか?という実験を自分でやったことがあります。

詳しく知りたい人はコチラをどうぞ

やってみて感じたのは、本や誰かに聞いて、”ふーん、そうなの” と思うだけでは、ホントに自分のものとして納得したことにならないということ。結果は同じでも、なんかね、入ってくるものが違うんです。湧き上がる感動が違うというんでしょうか?

小学生は、「知ってるから」といってしようとしない子が多いんだそうです。理科の実験も学校でする機会がなくなってきているそうです。

それではいけない!というので、塾を立ち上げた人がいて、そこで色んな実験を子どもたちと一緒にやる。子どもたちは、最初は「知ってるからやらない!」などと言ってそっぽを向いているそうなんですが、実際にやっていくにつれ、目を輝かせて興奮して、目をキラキラさせ、どんどん好奇心を膨らませていくそうです。後で、「知ってることなんじゃなの?」と聞くと、「知ってたけど、実際にしてみると、こんなに違うとは思わなかった!!」なんて言うんだそうです。

だから、私もハンバーガー実験を息子と一緒にしようと思ってたんですが、、、、

めっちゃ適当な性格の私なので、湿度や気温、状態を完全に同じにするということが出来ず、たぶん◯クドナルドのハンバーガーもすぐカビさせるでしょうね(笑)

でも、もし私と同じような人がいたとしても、話題としては面白くないし、今ネットで主流になってることと違う結果になったのを恐れてアップしないんじゃないかと思います。同じ結果になった人は、きっと誇らしげに、”ほらね!”とアップするから、そういう情報ばかりが増えてくる、、、、。となると、頻繁にそういう情報ばかり目にしていると、、、?

そもそも、ネットには、”えっ?!” とビックリするような情報を流したくなるし、見る人もそういうにの飛びつくので、仕方ないですよね。

あー、もう何が何だか分からないですねwww

とりあえず、私が危惧するのは、そういう消費者の”勘違い”、”思い込み” をうまく利用すれば、企業イメージを落として一気に潰すことも簡単に出来る時代だということです。

いいことも広まるけど、根拠のない悪意ある情報もあっという間に広められてしまう。

特に、”あそこなら、やりそう”、 ”あの人ならしそう” なんてイメージを持たれている人なら、いくら後で説明しても誰も信じてくれない。コワイ時代ですね。

カテゴリー: 徒然日記コメント(0)

  • アンケート

    フラワーエッセンスはいかがですか?

    View Results

    Loading ... Loading ...
  • アーカイブ

  • フラワーエッセンス